[発想力]弁証法的ライティング
おはようございます!カエサルです!今回は「弁証法的思考:Dialectical thinking」について紹介します。
弁証法とは、「矛盾から新しい考え方を生み出すプロセス」のことです。
頭の中だけで考えるというのには限界があります。そのため、その思考やらを紙に書き出すことで、論理的思考力を高めることができます。
弁証法的思考を紙に書き出し、論理的思考を高めようというのが、弁証法的ライティングです。
多角的な視点から考えるには
一つの視点から物事を考えるには発想力が低下してしまい、
アイデアを作るのに壁ができてしまう。
そのため、多角的な視点から物事を考えることができるようになると、
その壁を壊すことができて、発想を広げることができるのです。
そのための方法の一つが、「弁証法的的ライティング」です。
今回はそれについて説明していきます。
「弁証法的思考」の進め方
それでは本題に入っていきたいと思います。
テーゼを考える:まずはものごとのメリットやポジティブな側面について考えます。
アンチテーゼを考える:ものごとのデメリットやネガティブな側面について考えます。
ジンテーゼを考える:テーゼとアンチテーゼを合わせて、新しい解決策を生み出します。
一般的には「メリット」と「デメリット」の2つだけを考えることが多いかと思います。
弁証法的思考にはジンテーゼというのがあり、メリットとデメリットを合わせて、新しいアイデアを作り出すというものです。
ここでもう一度お伝えしたいのですが、頭の中で考えるのでは限界があります。
なので、それらを紙に書き出して、客観視できる状態を作ることです。それが「弁証法的ライティング」なのです。
弁証法を使えば、「あちらを立てればこちらが立たず」ではなく「いかにおいしいところだけを取れるか」という考え方が可能になります。
例を挙げさせれもらうと、まず議題を作ります。
読書をするとき「紙の書籍」か「電子書籍」のどちらがいいか??という議題を作ったとします。
その時、「紙の書籍」と「電子書籍」のメリットデメリットを挙げます。
紙媒体のメリット「電子書籍より記憶が残りやすい。ページ数がすぐにわかるので、モチベが高まりやすい」
紙媒体のデメリット「荷物が増える。重い。」
などを紙に書くわけです。
そのメリットとデメリットを合わせて新しいアイデアを作ります。
簡単ので言えば、記憶を中心に読書するときは紙媒体で、電車などのときは電子書籍を使う。
みたいな感じに作るといいです。
簡単な例で申し訳ないですけど、紙に書き出して新しいアイデアを作ってみましょう。